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アップ忘れてた小話を一気にUPしてゆきます(笑)
■まるマ(コンユ)*15歳以下立ち入り禁止
<悪戯> まるマ(コンユ)
「ふっ...ぅ...」
甘い声が響く薄暗い室内。外からは雨の音だけが聞こえる。
水のベールに守られて世界に唯2人だけしか居ないような感覚。
華奢な腰に手を回しシャツの裾から手を入れる。
ピクリと震え、逃げを打とうとする唇を許さず後頭部を押さえつけより深く貪る。
「...んん.....」
息苦しくなった所為かぐもった声が上がる。
その事がさらに俺を煽る。
スルリと腰から背中を撫で上げればさらに顕著に揺れる身体。
愛しい
ユーリ、あなたがこんなにも愛しい。
ようやく解放した唇は紅く色付きユーリの妖婉さをこれでもかと引き出す。
俺以外に見せないで下さいね。
ユーリに見蕩れて動きの停まった俺に「どうした?」という瞳が向けられる。
お気に入りだと言う俺の髪に手を差入れ首を傾けるユーリ。
「何でもありません、唯あなたに見蕩れてただけです」
「コッ // // //......なんちゅう恥ずかしい事を.....」
「事実ですから」
「.....もぅ、イイ」
真っ赤な顔で睨み上げるあなたも可愛いですね。
首筋に顔を埋め普段は隠された絹のように白い肌に所有印を刻む。
もう....手放しませんよ。
ついでに差入れたままの手を滑らせる。
「くすぐったいって」
「くすぐったいだけ?」
「さぁ?」
クスクスと笑いながら言われた言葉に耳元で囁き返せば悪戯な笑みを向けられた。
間近で開いた美しい漆黒の瞳。
あなたの瞳ならば何色でも愛しい事に代わりはないだろうけど。
俺は笑う。
あなたも笑う。
本格的に降り始めた雨を背に俺は目の前の身体に溺れていった。
お題配布元『VOID』
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