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さっきお風呂に入っていた時にふと思いました 
「あぁ今日はあの子の命日だ」と 
今日なら書ける気がしたので静かに君を偲ぼうと思います 



続きはまとめられている自信がありません 
ただ大切な人を偲んでいるだけです 
不快に思う方がいらっしゃるかもしれません 
それについて責任は取れません 
本当は載っけない方が良いのかもしれないけど 
9年経ってようやく書けた事を大事にしたい 
 

 
書くのに2時間掛かりました 
はっきり言って泣きっぱなしで、どうしたもんかと思いますが 
書き終わったあとしばらく手が動きませんでした 
でも気分は悪くない^^ 


 
 
 
 
 
 
 
君が傍にいた月日と君を失ってからの月日が等しくなりました 
「もしも」なんて言葉は何の意味も無いことだと知っているけれど 
君は一体どんな大人になったのかな? 
 
 
 
9年前の1月1日、とても大事なものを失いました 
高2の冬の事でした 
電話を掛けてきた父の声は震えていました 
一緒に待っていた祖父母に父の言葉を伝えたあと 
弟と2人でさっきまで君が居た部屋で泣きました 
君を抱いて帰ってきた母は私の顔を見て泣き崩れました 
布団に寝かされた君に触れてまだ温かい事に涙が溢れました 
名前を呼んだら目を開けてくれるだろうか 
手を握ったら握り返してくれないだろうか 
色んな想いが込み上げてただ泣く事しかできませんでした 
 
最期のお別れをと言われて触れた君は固くて冷たくて 
ようやく君が死んでしまった事を認識した気がしました 
式の最中には流れなかった涙が一気に堰を切ったように溢れ出した 
会館の外には君の友達が沢山来てくれていて 
君がとっても愛されていた事を知ったよ 
 
空を見上げたら雲ひとつ無い晴天で鳥が羽ばたいて風が通り抜けた 
いつもと何も変わらない事に涙が流れた 
 
 
それから学校が始まるまでの7日間を、ただ生きていました 
何も考えられなくて何もしたくなくて誰とも話したくなくて 
ただ悲しくて悲しくて悲しくて 
でも死ぬ事だけは絶対に考えなかったよ 
必死に生きた君に合わせる顔がなくなるじゃないか 
どんなに辛くても逃げ出さなかった君の 
君の姉だと誇りをもって言えるように 
学校が始まる日の朝に誓ったよ 
大きく息を吸って背筋を伸ばしてゆっくりと目を開けて 
前を見て涙は締まって 
いつか君に逢える時が来たら 
君に負けない人生を送ったと笑って報告できるように 
君が駆け抜けた時間はあまりにも短くて 
とっても悲しかったけれど 
君と出逢えた事は一生の宝物です 
心臓の持病があった君 
20cm 近くあった手術の痕を「俺が頑張った誇り」だと言い切った君 
身内の欲目かもしれないけれど君は格好良い男だよ 
文字にできるまで9年掛かった私より 
今、あの日を思い出して文字を打つ指が震える私より 
君はとっても強かった 
私は今も、君の強さを尊敬します 
 
 
 
 


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